骨盤調整
本日もブログを読んでいただき、ありがとうございます!あさくら整体院の田中です!
今回は、「骨盤調整」をテーマに書いていきたいと思います。
〜骨盤とは?〜
左右の腸骨、恥骨、坐骨と中央の仙骨、尾骨から構成されています。
仙骨には、腰椎5番との関節(腰仙関節)と、腸骨との関節(仙腸関節)、尾骨との関節(仙尾関節)があります。
仙腸関節の可動域は約1〜2ミリほどですが、体幹の前後屈、左右の側屈、回旋の動きに関係してきます。
この仙腸関節の調整は、1〜2ミリの動きを感じる高等技術が必要です。
〜骨盤の歪みの原因は?〜
・立ち方、座り方、歩き方の影響
・股関節から下の脚の影響
・呼吸による肋骨の影響
・背骨のカーブの影響
・頭の位置の影響
・肩甲骨の位置の影響
・身体を支える筋肉の影響
・全身の筋膜の影響
・内臓の働きや重さ、位置による影響 など
これらを一つ一つ書くと長くなるので、またの機会に書いていきます。
〜巷に広がる、なんちゃって骨盤調整〜
よくあるのが脚の長さを見て、骨盤が歪んでいるというパターン。
例えば、右脚が長くて左脚が短いので、右の骨盤が下がっていて、左の骨盤が上がっていると説明される。
脚の捻れ具合や関節の遊び、骨盤の前後傾でも脚の長さは変わってきますからね。
施術も、うつ伏せで仙骨をグイッと押し込んだり、あお向けで骨盤を揺らしたり、横向きで捻ってみたりって感じですが、この施術をしても腰仙関節も仙腸関節も調整されません。むしろ、仙腸関節にある靭帯などを痛める可能性の方が高いです。
〜まとめ〜
骨盤の歪みが身体のどこから影響を受けているのか?身体のどこに影響を与えているかを把握していない。もしくは説明されていないのであれば、その骨盤調整は無意味です。
ただのセラピストの自己満に大切な時間とお金と身体を預けないようにお気をつけください。
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