ミートバイバイ
本日もブログを読んでいただき、ありがとうございます!あさくら整体院の田中です。
今回は「肉離れ」をテーマに書いていきたいと思います。
筋線維と呼ばれるものが束になって筋束となり、筋束が集まって、筋肉の膜に覆われて筋肉となります。
カニカマをほぐした一本一本の細い身が筋繊維で、ある程度の束になってるのが筋束、赤い部分が筋膜のイメージです。
肉離れは3段階
第1段階(軽傷)
筋肉の一部が切れてる状態。カニカマが少し裂けてる感じ。それほど日常生活に支障はなく、ほぼ内出血もありません。
安静にしていれば、2〜3日で良くなります。
第2段階(中傷)
第1段階よりも切れてる範囲が広い状態。カニカマが半分くらい裂けてる感じ。痛い所を触ると凹みがあります。
肉離れで一番多いです。痛めた翌日くらいから、内出血が広がってきます。力を入れたり、伸ばしたりすると痛みを感じます。
大体、1〜2週間ほどで良くなります。
第3段階(重傷)
完全に筋肉が切れてます。カニカマが全部裂けてます。かなり痛いです。内出血もエゲツないくらい広がり、触ると切れているところが凹んでます。
グリグリしないで下さい。ガチで怒られます。
大体1〜2ヶ月で良くなります。
肉離れは繰り返す?
筋肉には血液が豊富なので、比較的治りやすいのです。
イメージとしては、切れた筋繊維と筋繊維を接着剤でくっつける感じです。ただ、接着面がボコボコなのと、また切れないようにするために、接着面の周りにも接着剤を着けるので、筋繊維の表面もボコボコしてます。
筋肉は、筋繊維と筋繊維が隙間を滑って縮むので、表面がボコボコしたところの滑りは、よくありません。
これが、肉離れ後の違和感や力の入りにくさに繋がってきます。
肉離れの治療は、筋繊維がくっついた後のボコボコした表面をキレイにするところまでが本当の治療だと思います。
この治療をサボると、同じ箇所を再び肉離れを起こしてしまいます。肉離れした所は、力学的に弱くなっているので。
まとめ
これから運動会シーズンで、親子競技など普段運動をしていない父兄さんが走る機会が多いと思います。
肉離れをしないように、しっかり準備運動を行うようにしてくださいね。
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