グル×2 グルコサミン♪ パート2
本日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。あさくら整体院の田中です。
前回は「変形性ひざ関節症」でした。
みなさん正解できました?
今回は「自宅で出来るひざの運動と注意点」をテーマに書いていきます。
グル×2 グルコサミン♪をまだ読んでいない方は、まずそちらの記事をお読みください。
運動メニュー
・カーフパンピング
・パテラセッティング
・ひざの曲げ伸ばし運動
カーフパンピングとパテラセッティングは、
・ひざのお皿の動きを良くする
・膝蓋下脂肪体を柔らかくする
・ふくらはぎ、ももの筋肉運動とストレス効果
・変形性ひざ関節症の予防効果
があります。
カーフパンピングのやり方
1.まず、あお向けになります。あお向けがツライ場合は、長座の姿勢でオッケーです。
2.つま先から足首をグゥーっと伸ばします。伸ばした状態で5秒キープします。5秒経ったら脱力しましょう。
3.次につま先から足首をグゥーっと曲げていきます。曲げた状態で5秒キープします。5秒経ったら脱力しましょう。
4.2と3を5回繰り返しましょう。力いっぱい曲げ伸ばしをすると、足がつってしまうので6割くらいの力で行ってください。
パテラセッティングのやり方
1.あお向けになります。あお向けがツライ場合は長座の姿勢でオッケーです。
2.ももの前側の筋肉にだけ、グーっと力を入れます。ふくらはぎはダラーんと力を抜いた状態です。うまく、ももにだけ力を入れられない場合は、ひざの下に丸めたタオルを入れて、ひざ裏でタオルを押しつぶす感じです。
3.ももの前側に力を入れて5秒キープします。5秒経ったら、脱力しましょう。
これを5回繰り返しましょう。
カーフパンピングとパテラセッティングを一日3セット行いましょう。
ひざの曲げ伸ばし運動
この運動は、ひざを支えるももの内側と外側の筋肉の運動です。
正しいやり方
1.椅子に座った状態で、骨盤を立たせます。(椅子に対して骨盤が直角)
2.3秒かけてひざを伸ばしていきます。
3.伸びきった状態で3秒キープします。
4.3秒かけてひざを曲げていきます。
これをまずは、10回を1日3セット行いましょう。
間違ったやり方
1.椅子に座った状態で、骨盤が後ろに倒れている姿勢
2.ひざを伸ばすときに瞬間的に力を入れてひざを伸ばす。ひざが伸びきったら、すぐに力を抜く
1.の場合、ももの真ん中の筋肉(大腿直筋)に力が入り、ももの内側と外側の筋肉(内側広筋、外側広筋)に力が入りにくくなります。結果的にひざが支えられず、ひざがグラついてしまいます。
2.の場合、すればする程に力が入りにくくなります。(PNF療法の抑制作用が働くため)
PNF療法は、力を入れている時間の長さや力を抜く時間の長さで、力を入りやすくする・力を入れにくくする治療方法です。
介護施設や治療院などでも、この間違ったやり方を指導しているところが多いです。
PNF療法は、セミナーや自身で勉強しないと出来ない手技なので、学校などでは教えてもらうことは、ありません。
まとめ
患者様のことを想って指導した運動方法が間違っているために、症状が改善しない、悪化する結果を招いては元も子もありません。
テレビでも健康情報や運動方法が紹介されることが多くなりました。
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