接骨院
本日もブログを読んでいただき、ありがとうございます!あさくら整体院の田中です。
今回は、「接骨院」をテーマに書いていきたいと思います。
接骨院とは、なんぞや?
接骨院ってなに?
整骨院と違うの?
なにするところ?
そんな疑問があると思います。
接骨院ってなに?
接骨院は、柔道整復師の国家資格を持っている人が施術(医師法で治療とは、言えないんです)を行なっているところです。
整骨院ってなに?
接骨院と整骨院の違いは特になくて、「接骨」と「整骨」だったら、「整骨」の方が柔らかい印象を持てるので、整骨院と名乗るところが多いですね。
なにするところ?
基本的に健康保険適用内になる、急性期の骨折・脱臼・捻挫・挫傷(肉離れ)・打撲の施術を行うところです。
ちなみに、骨折・脱臼は、応急処置のみか、医師の同意がないと健康保険適用になりませぬ。
ほぼほぼ、医師の同意は得られないことが多いです。だってお医者さんが、自分の病院で治療できるのに、わざわざ接骨院に患者さんを送らないでしょ?って感じです。
患者さんの取り合いですわ。
接骨院のイメージ
・健康保険の使える安いマッサージ屋さん
・ケガを治すところ
・よくわからん!!
だいたい、こんなイメージですね。
「慢性的な肩こり、腰痛なら、〇〇接骨院!」
「各種、健康保険使えます!」
みたいなチラシとか、ホームページとか、よくあるじゃないですか!?
この書き方だと、慢性的な肩こり、腰痛でも健康保険使えるんだ!って思いますよね?
これ、アウトですからね!
慢性的なものに健康保険使えませんからね!
それでも健康保険を使っている接骨院は、山ほどあります。全体の8割、9割は使ってるんじゃないかな?
長くなるので、詳しくは「接骨院の保険請求について」で書いていきたいと思います。
ケガを治すところ
本来なら接骨院は、このイメージであるべきだと思います。
ケガを治すためには、それなりに知識や経験が必要になってくるので、ケガ(外傷)に関して自信のない柔道整復師が多いです。
ケガをしたら、まず整形外科に行く!っていうイメージも多いので、なかなか接骨院にケガで来る患者さんが少ないですし、そもそも毎日ケガする人が来る接骨院ってあります?
本来のケガを治すところである接骨院にケガの患者さんが来ない、来ても治せない。
だから、慢性的な肩こり、腰痛に健康保険を使って安いマッサージ屋さんごっこをしている接骨院が多いというのが現状です。
よくわからん!!
ごもっともです!
ハッキリ言って、なにをしたい業界なのか、よくわからん!って思いますよね。
ましてや、接骨院なのに美容系のメニューがあったり、骨格矯正のベッドに乗らされたり、高い回数券とか枕とかサプリを売ってたり…
本来の接骨院のあるべき姿から、どんどん遠ざかってますよね?
お金儲けのために自費診療に全力を注いでますよね?
結局、接骨院でなにをしたいの?
業界自体がごちゃごちゃしてる状態なので、はたから見たら、よくわからん!ってなりますよ。そりゃ。
まとめ
接骨院の現状は
・安いマッサージ屋さんの接骨院
・電気当てて、5分くらい患部をさすって終わりの、なんちゃって接骨院
・ケガよりも、自費診療に全力を注ぐ、なにがしたいんだ系の接骨院
だいたい、この3つのカテゴリーです。
接骨院での自費診療を禁止にして、保険適用も厳粛にしていけば、本当にケガを治すことができる接骨院だけ残ると思うし、
接骨院=ケガを治すところ
というイメージが浸透して、選ぶ側がどこに行けばいいか迷わないようにできると思うんだよな〜。
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