接骨院と整体院の違い その1
本日も記事を読んでいただき、ありがとうございます。
今回は、よくある質問で
「接骨院と整体院はなにが違うの?」
ということをテーマにしていきます。
一般的な違いとしては、
① 保有資格 ② 健康保険使用の有無
③ 開業方法 です。
① 保有資格の違い
接骨院の場合
接骨院では、国家資格である「柔道整復師」の免許が、必要になります。
この免許を取るために、厚生労働省が許可した専門学校または、文部科学省が許可した大学で3〜4年間通うことが必要です。
カリキュラムとしては、解剖学、生理学、運動学、病理学、一般臨床学、外科学、整形外科学や解剖実習など、医学生と同等の基礎・専門分野を学びます。
私が通った専門学校では、医科大・歯科大学の教授が授業を行っていました。
学校で85単位を取った後に各学校の卒業試験を合格して初めて国家資格の受験資格を得ることができます。(学校によっては、国家資格合格者数を良くしたい為、国家資格試験より卒業試験の難易度を上げています)
平均合格率70%の国家試験に合格して、柔道整復師を名乗ることができます。
整体院の場合
整体師は特別必要な資格はなく、無資格でも整体師を名乗ることができます。
また、民間資格取得のセミナーや講習会、スクールもありますが、最短1日〜最長2.3年と同じ整体師でも基礎・専門知識や技術の差は幅広いです。
まとめ
柔道整復師の免許があり、人体の基礎・専門知識が多いのが接骨院です。
民間資格もしくは、無資格で整体師によって知識量にバラつきが多いのが整体院です。
次回は、② 健康保険使用の有無について書いていきます。
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